SUSTAINABILITY
サスティナビリティ
私達の取り組み
01
環境にやさしい資材の提案
発泡スチロールは、使用済み製品の90%が再生リサイクルを実現している地球環境に配慮した製品です。
竹は3年で成長する再生サイクルが早い循環資源の一つです。筍から竹に生長する約2カ月の間に竹は大量にCO2を吸収し、その後、伐採した竹資源を活用することで木質資源の代替品として利用することができます。当社では現在主流の木製割箸から環境にやさしい竹箸への切り替え提案を強化することで、森林資源の保全に貢献してまいります。また、プラスチック完封箸についても紙完封箸への切り替えを推奨することで、プラスチック利用量の削減に努めています。
このほか、森林保全の国際認証規格であるFSC認証紙を使用した段ボール等の資材や、リサイクル素材を使用した環境配慮型トレーなども積極的に提案。社内の勉強会を通じて社員の環境意識や環境資材の提案力を高めることで、環境にやさしい資材の普及に努めてまいります。
エコ素材「発泡スチロール」の提案
発泡スチロール(EPS)の原料は、発泡剤が入った直径1mm程度のポリスチレンの粒(ビーズ)を蒸気で加熱し、約50倍に膨らませたものです。
50倍の発泡体のため製品全体(体積)の98%が空気で構成されており、石油由来である原料ビーズはわずか2%しか使われていないため、省資源性に大変優れた製品と言えます。
高水準の環境配慮性能
生鮮食品の鮮度維持のための物流輸送材、家電・OA危機等の梱包材、建築用断熱材など、日常生活の中で幅広い用途として使用されています。また使用済みの発泡スチロールは、様々な方法で有効活用されており、約9割という高い有効利用率を維持しております。(2021年有効利用率:92.0%※プラスチックの中でもPETボトルと並ぶトップクラスの有効利用率です)
また、2021年1月より廃プラスチックの輸出に係るバーゼル法該非判断基準が設定適用され異物・汚れのない発泡ポリスチレンインゴットは規制対象外となっています。
発泡スチロールの7つの特性
発泡スチロール(EPS)製品は98%が空気であることから優れた「断熱性」と「緩衝性」の2大特性を生み出しています。
さらに「軽量性」「加工性」に優れ「耐久性」も高いことから様々な分野で使われています。
また単一素材であるため、リサイクルがとても容易です。
発泡スチロールは、発泡ビーズの集合体で、各々のビーズは「小さな空気の部屋(独立気泡)」で構成されています。 各気泡では空気の対流が少ないため熱が伝わりにくくなります。 一例を上げると、鮮魚の保管において、魚箱は木製箱から発泡スチロール製箱に変えることにより、鮮度を保持したまま魚を運ぶことができるようになりました。
独立気泡は衝撃吸収性に優れ、家電製品や精密機器などの包装材・緩衝材として製品を衝撃からガードします。 EPS製品の上に生卵を落としても、衝撃で割れることは有りません。
製品の体積の98%が空気で構成されているので、2%のポリスチレンの重量だけの重さとなります。
石油由来の原料は2%のみで、その他の98%は空気で構成されているため資源の消費を最低限に抑えることができる素材です。
直射日光(紫外線)にさらされなければ半永久的に形状を保持することができます。1平米あたり5トンの荷重を受け続けても問題はございません。
単一素材であり、熱を加えるだけで容易に再生原料(インゴット、ペレット化)として生まれ変わるリサイクル特性に優れた素材です。
刃物や電熱線を利用し簡単に加工することができます。
健康、環境への低負荷
発泡スチロールには環境ホルモンが含まれておらず改正食品衛生法(2020年6月施行)に対応済で、シックハウスへの影響も配慮されています。また、発泡剤にはフロンが使用されておらず焼却時のダイオキシンも発生しません。
02
社用車の環境負荷低減
2022年4月からは、全ての運転者に対して乗車前のアルコールチェックと運転日報の提出を義務付けたほか、ドライブレコーダーもすべての車両に設置。定期的なレコーダー映像の解析や安全運転講習などを実施し、エコ運転や安全運転を通じてCO2削減に努めています。