SUSTAINABILITY
サスティナビリティ

限りある資源を
次世代に残すために。

弊社は、産地と消費地を繋ぐ、食品にかかわる全ての包装資材をご提案しています。

発泡スチロールや食品トレー、ポリ袋などのプラスチック製品、段ボールなどの紙製品は環境問題とは切っても切り離せない商材です。

そんな中、持続可能な地域社会や事業運営を目指して、可能な限り環境に配慮した取り組みや提案を行うとともに、社員にとって健康で働きやすい職場環境を整備することで、SDGsの達成に貢献してまいります。

SDGs

01
環境にやさしい資材の提案

環境にやさしい資材の提案① 環境にやさしい資材の提案②
弊社が取り扱う包装資材・物流資材に於いて、環境に配慮した商品への提案を強化しています。

発泡スチロールは、使用済み製品の90%が再生リサイクルを実現している地球環境に配慮した製品です。
竹は3年で成長する再生サイクルが早い循環資源の一つです。筍から竹に生長する約2カ月の間に竹は大量にCO2を吸収し、その後、伐採した竹資源を活用することで木質資源の代替品として利用することができます。当社では現在主流の木製割箸から環境にやさしい竹箸への切り替え提案を強化することで、森林資源の保全に貢献してまいります。また、プラスチック完封箸についても紙完封箸への切り替えを推奨することで、プラスチック利用量の削減に努めています。

このほか、森林保全の国際認証規格であるFSC認証紙を使用した段ボール等の資材や、リサイクル素材を使用した環境配慮型トレーなども積極的に提案。社内の勉強会を通じて社員の環境意識や環境資材の提案力を高めることで、環境にやさしい資材の普及に努めてまいります。
該当するSDGs

エコ素材「発泡スチロール」の提案

発泡スチロール
弊社主力商品の発泡スチロール(EPS)は環境に配慮した優れた特性を持っています
発泡スチロール(EPS)の原料は、発泡剤が入った直径1mm程度のポリスチレンの粒(ビーズ)を蒸気で加熱し、約50倍に膨らませたものです。
50倍の発泡体のため製品全体(体積)の98%が空気で構成されており、石油由来である原料ビーズはわずか2%しか使われていないため、省資源性に大変優れた製品と言えます。

高水準の環境配慮性能

生鮮食品の鮮度維持のための物流輸送材、家電・OA危機等の梱包材、建築用断熱材など、日常生活の中で幅広い用途として使用されています。
また使用済みの発泡スチロールは、様々な方法で有効活用されており、約9割という高い有効利用率を維持しております。(2021年有効利用率:92.0%※プラスチックの中でもPETボトルと並ぶトップクラスの有効利用率です)
また、2021年1月より廃プラスチックの輸出に係るバーゼル法該非判断基準が設定適用され異物・汚れのない発泡ポリスチレンインゴットは規制対象外となっています。


発泡スチロールの7つの特性

発泡スチロール(EPS)製品は98%が空気であることから優れた「断熱性」と「緩衝性」の2大特性を生み出しています。
さらに「軽量性」「加工性」に優れ「耐久性」も高いことから様々な分野で使われています。
また単一素材であるため、リサイクルがとても容易です。


特性.1断熱性

発泡スチロールは、発泡ビーズの集合体で、各々のビーズは「小さな空気の部屋(独立気泡)」で構成されています。 各気泡では空気の対流が少ないため熱が伝わりにくくなります。 一例を上げると、鮮魚の保管において、魚箱は木製箱から発泡スチロール製箱に変えることにより、鮮度を保持したまま魚を運ぶことができるようになりました。

特性.2緩衝性

独立気泡は衝撃吸収性に優れ、家電製品や精密機器などの包装材・緩衝材として製品を衝撃からガードします。 EPS製品の上に生卵を落としても、衝撃で割れることは有りません。

特性.3軽量性

製品の体積の98%が空気で構成されているので、2%のポリスチレンの重量だけの重さとなります。

特性.4省資源性

石油由来の原料は2%のみで、その他の98%は空気で構成されているため資源の消費を最低限に抑えることができる素材です。

特性.5耐久性

直射日光(紫外線)にさらされなければ半永久的に形状を保持することができます。1平米あたり5トンの荷重を受け続けても問題はございません。

特性.6リサイクル性

単一素材であり、熱を加えるだけで容易に再生原料(インゴット、ペレット化)として生まれ変わるリサイクル特性に優れた素材です。

特性.7加工性

刃物や電熱線を利用し簡単に加工することができます。


健康、環境への低負荷

発泡スチロールには環境ホルモンが含まれておらず改正食品衛生法(2020年6月施行)に対応済で、シックハウスへの影響も配慮されています。また、発泡剤にはフロンが使用されておらず焼却時のダイオキシンも発生しません。

02
社用車の環境負荷低減

社用車の環境負荷低減
弊社が所有する営業車やトラックなどの車両について、環境負荷を低減する施策を実施しています。営業車を中心に順次、ハイブリッド化を進めていくほか、社用車の使用頻度を減らすためにリモートによる打ち合わせを推奨しています。

2022年4月からは、全ての運転者に対して乗車前のアルコールチェックと運転日報の提出を義務付けたほか、ドライブレコーダーもすべての車両に設置。定期的なレコーダー映像の解析や安全運転講習などを実施し、エコ運転や安全運転を通じてCO2削減に努めています。
該当するSDGs

03
社員の環境意識の向上

従業員の環境意識の向上
社内で着用している社員の制服を、2023年3月までにリサイクル原料を利用した環境配慮型制服へ切り替えていきます。また、マイバックやマイボトルの持参を推奨することで、ペットボトルの使用量の削減に努めて参ります。このほか、社内業務を可能な限り電子化するなど紙の年間使用量3割削減を目標にペーパーレス化を推奨。所有する物件の照明のLED化も進めるなど、日常的に環境配慮を意識できる取り組みを行っていきます。
該当するSDGs

04
社員が健康に働ける職場環境

従業員が健康に働ける職場環境
弊社では健康診断の100%実施はもちろんのこと再検査についても積極的に受診を促しています。将来的に全社員が禁煙できる環境を目指すために、プロジェクトチームを立ち上げ環境整備につとめているほか、相談窓口を設けることでパワハラ・セクハラの撲滅に努めています。
該当するSDGs

05
社会貢献活動

社会貢献活動
阿久根本店では、現在ペットボトルキャップの回収を行っており、この活動を全営業所にも広げる予定です。集めたペットボトルキャップは買取金額の一部が寄付金となり、UNICEFと連携してワクチンや関連機器に役立てられます。当社ではこの活動を通じて、世界の子供たちにワクチンを提供する活動を支援します。今後は、国内における植林活動や海岸清掃活動など海の環境を守る活動など、さまざまな社会貢献活動についても積極的に参画して参ります。
該当するSDGs